湯梨浜町田後に工房とギャラリーを構える「ドモク堂」朝倉康登さんにお話を聞いてきました。
朝倉さんは、北溟中学校を卒業後、埼玉の高校へ進学。その後は東京へ移り、結婚。
栃木県益子町で陶芸家をしていらっしゃる奥様のご両親にすすめられて木製スプーンを作ったことがきっかけで木工職人に。現在ではお皿から家具まで多岐にわたり製作をされています。
工房では材料となる木材がきれいに加工され棚一杯に並んでいました。大根をおでんのように輪切りにしたような形の木が何十枚とあり、これを一つ一つノミで削りプレートに仕上げていきます。
輪切り大根のようになるまでも長い道のり。鳥取県産の材木を何年も乾燥させて削っては干し、反りを直す、削っては干し、反りを直すの繰り返し、一枚のプレートは木材から何年もかけてオシャレなプレートになります。
NHKで朝倉さんの作品が紹介されたことで注文が殺到し、人気のプレートはほとんど売れてしまい、現在は予約待ちです。
科学塗料を使わず一つ一つ丁寧に作り上げる朝倉さんの作品は使い手になじみ永く使っていただけます。
【朝倉 康登 削る仕事展】
会期:3月18日(金)〜3月28日(月)
時間:AM10:00からPM18:00
会場:鳥取たくみ工芸店1F
〒680-0831 鳥取県鳥取市栄町651
TEL:0857-26-2367
在廊日:3/18(金).19(土).20(日).27(日)
※新型コロナウイルスの状況により、変更または中止となる場合がありますのでご了承ください。